プロが注目するスペインバレンシアの照明
スペインを旅行した際気付いたことを紹介しています。前回はバレンシア市内の陶器でできた広告のことを紹介しました。今回は建築物のライトアップについてです(バレンシア市内の陶器でてきた広告に関しては、以下の記事をご参照ください)。
3月にスペインのバルセロナとバレンシア、4月にイタリアのミラノに行き、夜間街中を歩いていて感じたことは、建物のライトアップの仕方が明らかに変わったことです。
以前は水銀ナトリウム灯を使って建物全体をボワっとオレンジ色に照らしていることが多かったのですが、今回は多くの建物がLEDの投光器やブラケット照明を使って窓や柱だけを照らし出していました。
色温度も3000K前後が多く、以前と比べてメリハリの効いたシャープな印象を受けました。
余談ですがLEDの使用で消費電力が下がったせいかライトアップされている建物の数も以前より多くなったと思いました。
ヨーロッパの建築物のライトアップの手法がLEDを取り入れることで進化しました
LEDの普及でヨーロッパの建物のライトアップの手法は以前より格段に進化したと思います。
建築物のライトアップが進化したのに対し、街路灯は古いままでキャッチアップしていない印象
街路灯が全周方向に光を散乱していて全体的にちぐはぐな印象を受けました。おそらく景観維持の観点から以前からあるクラシックなポール灯の光源だけをLEDに変更したためこのような齟齬が生じていると思われます。
次の改善点はボール灯の光と建物のライトアップをどう調和させるかだと感じました!
コメントを残す