フランクロイドライトが設計したヨドコウ迎賓館(旧山邑家別邸)
昨夕は阪急芦屋川駅近くにあるフランクロイドライトが設計したヨドコウ迎賓館(旧山邑家別邸)の夜間見学に参加しました
2年半のリニューアルを経て今年の2月にオープンしました。夜間見学はこの時期限定の秋の催しの一環で行われているので、リニューアル後初となります
リニューアル工事直前の夜間見学に行く予定をしていたのに行けなかったので、今回行けて感無量でした
夕方の5時過ぎに到着し、夜の7時まで居た間、夥しい数の写真を撮ったので3回に分けてアップしていきます、1回目は建物自体の紹介です
圧巻の建築構造
一階へ降りる階段踊り場のニッチの花瓶、至るところにこのようなニッチがあります
ここにもピラミッド型構造、何か特別なこだわりがあるのでしょうか?
階段踊り場、窓ガラスには必ず特徴的な銅板細工が嵌め込まれています
階段上がったとこの大谷石、大谷石はこの建物の内外にふんだんに使用されていてデザイン上のトレードマークになっています
建物内何箇所で見られる菱形のマホガニーの窓枠
屋上テラス前の食堂の室内装飾
テラスにある大谷石の柱の幾何学模様
屋上テラスの柱と庇
南面に面した2つの屋上テラスを結ぶ教会建築のような塔
屋上テラスから巨大な庇を臨む
屋上テラスから川側を臨む
外からエントランス付近の外観構造を見る
エントランス車寄せの大谷石の水盤
水盤の水はいっぱいになるとセンターに流れ落ちるようになっています
エントランスの車寄せ
現存する数少ないフランクロイドライト建築
フランクロイドライトが設計し、完全な形で現存しているのは日本では東京の自由学園明日館とここヨドコウ迎賓館の2軒しかないそうです
戦争や震災をのり越えてこうして拝見できるなんて一層感慨深いです!!
次回はこの建築の為に製作された照明や家具、調度類の紹介です。
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