プロが注目する芦屋の喫茶ユーカリのFLOS FRISBI by Achille Castiglioni
ホームグラウンドと言っていい芦屋の喫茶ユーカリ、芦屋でお茶する時間ができた時はよくここでコーヒー飲みます。
かなり老舗の地域に根付いた喫茶店で、調べてみると創業はなんと1947年、現在は付近の再開発でJR芦屋駅近くのラポルテ本館に移っていますが、それでも20年以上は経過していると思います。
目当てはCastiglioniがデザインしたFLOSのFRISBI
チェーン店とは違う落ち着いた雰囲気、陶器のカップアンドソーサーに入ってでてくる美味しいコーヒー、それよりもこの店に訪れる最大の理由は素敵な内装と照明です。
比較的天井高さのあるゆったりした空間、かなり時間の経過ややになどで色が変わった左官仕上げの壁、そしてCastiglioniがデザインした名作FRISBIが主照明として合計7台ついています。
しかもここで使用されているFRISBIは日本向けに取付部を改造したHOMEバージョンではなく、砲弾型のスリムで美しいデザインのオリジナルフランジ仕様です。
そこそこ天井高が確保されているので、全長もある程度確保されていてバランスもしっかりとれています。
照明の使い方がとても上手な老舗喫茶店
照明から発する光が真下に充分な光量を供給していると同時に、佐官仕上げの壁に波状の光の連なりを映し出してとても印象的です。
どなたが内装デザインされたか不明ですが、照明の効果をよく理解された方の内装デザインだと思います。
芦屋にはこのように古さは感じますが手抜きをしない内装空間を維持し続けている老舗のお店が数店残っていて見応えあります。
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