建築好きの名建築訪問、東京神保町の超個性的な老舗喫茶店さぼうる
古本で有名な東京神保町にさぼうるという超個性的な喫茶店があります。
昭和30年創業の老舗喫茶店ですが、外観も内部も猛烈に個性的です。
造りとしてはアメリカの開拓時代に自前で建てられたような山小屋風で手造り感が凝縮したような感じです。
内部は地下一階、地上一階および中二階の三層構造になっていて、薄暗い昭和感満載の喫茶店です。
夏のギラギラした暑さの厳しいこの日は比較的風通しの良さそうな中二階を選んで店内全体を見廻していましたが、密集してそうな地下がどんな感じかこちらもとても興味があります。
内部でふんだんに使われている木材の色が飴色に変色していて、積み重ねてきた年季の重みを感じます。
座席スペースを凝縮したような感じがかえって落ち着きを増す喫茶店
座席数を最大限確保するためか、無理やり増設していったようなかんじが見受けられるのですが、不思議とそれが落ち着きを増します。
60年以上も続いている老舗店になると、手造り感満載の個性的な構造も無理やり増設した感じも全てがお店の持ち味として吸収されていて一層お客様を惹きつけるのでしょう。
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