建築好きの名建築訪問、イタリアミラノのL’Arabesque café
数年前のミラノサローネ、最終日は街中のイベントFuoriを見学するため、朝早くから夕方まで半日ぎっしり歩き続けました。
昼遅くクタクタになってバールで一休みして搾りたてのオレンジジュースを飲もうと思い、偶然入ったのがL’Arabesque caféです。
イタリアのバールといえば狭くてカウンター中心で一杯飲んだらすぐ帰る、というスタイルが一般的ですが、ここのバールは広々していてテーブル席が沢山あり、さらにゆったり寛げるソファ席があり、インテリア関連の本屋も併設しているので、そんな本を購入しながら長時間ゆっくり寛げる異色のバールです。
内装やテーブル席は黒と真鍮を使ったレトロ調で、家具や照明、調度類はジョージネルソンやジノサルファッティなどの巨匠達によるミッドセンチュリーで統一されていて、デザイン好きにはたまらないシチュエーションです。
他のバールと比べて少し値段が高いのが気になりますが、オレンジジュースを頼んだらクッキーもサービスでつけてくれて、甘いものが疲れ切った身体に染み渡る心憎いサービスです。
イタリアには珍しい広くてゆったりと寛げる長時間滞在型バール
内装も調度類もスタイルもデザインが充実していて、イタリアのバールには珍しくゆったりと寛げる長時間滞在型バールです。
スターバックスをもっとゆったりと余裕を持たせてスタイリングを本格的にしたような感じです。
店員達の応対もあくせくしてなくて優雅で、とても好感がもてました。
ミラノサローネのFuori巡りは体力勝負なので、途中中休みして体力補充するのと、充実したデザインを楽しむのにお勧めのバールです。
コメントを残す