建築好きの名建築訪問、大阪市交通局曽根崎変電所
大阪の大動脈御堂筋を淀屋橋から北上して三叉路にあたる手前に大阪市交通局曽根崎変電所があります。
1936年竣工、設計・建築社不明ですが二階から上の庇が特徴的なモダニズム建築です。
1936年という時代を反映してかファシストっぽい雰囲気を感じますし、日本には珍しいブルータルなイメージが強いです。
敬遠する人もいるとは思いますが僕は好きなタイプの建築です。
いまだに現役で稼働している立派なモダニズム建築
驚くことに築100年近く経過していまだ現役で大阪メトロ御堂筋線に電力を供給しているそうです。
内部の設備は更新されていると思いますが、建物自体は竣工当時のスタイルを手付かずでキープしているように思われます。
周りに張り巡らせた電線と乱立する安っぽい看板が折角の景観を著しく損ねているのが残念です。
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