建築好きの名建築訪問、ハイアットリージェンシー大阪の豪華なロビー
少し前Go Toトラベルキャンペーンを利用してハイアットリージェンシー大阪に一泊しました。
1994年に竣工したポストモダンな雰囲気が色濃く残るバブル感を引き摺ったホテル、特にそのロビーはある意味圧巻でした。
1994年といえば日本経済はどん底で不景気に喘いでいましたが、ここのロビーはアメリカ巨大資本のチェーンホテルの特色を否応なく発揮しており、バブル感が半端なく凄いです。
普段目にするビジネスホテルや、最近流行のデザインホテルでは絶対目にすることのない不必要にぶっとい柱、壁や床、柱にふんだんに使用された時代遅れの蛇紋岩、ポストモダン臭のする木の家具、そして少し先でも視認出来ないくらい薄暗い間接照明。
現代のトレンドからすると真逆をいくロビー、しかしこれが現代の薄っぺらなデザインホテルとは隔絶した重厚感と贅沢感を感じさせ、ホテルとは本来無駄の塊であることを思い出させてくれてものすごく好感が持てました。
こんな時代錯誤なゴージャスなデザイン、実は大好きです!
これぞ真のホテルと思わせる無駄の塊のようなホテルロビー
出張で数えきれないほど泊まった安宿の萎びたビジネスホテル、最近流行りの薄っぺらなデザインホテル、そんなものがスタンダードと思い込んでいた中で遭遇したバブルリッチな巨大資本のチェーンホテルは新鮮このうえなしです。
ホテルの真の姿というのは本来、このようなバブリーでゴージャスで無駄の塊のようなものなのだと改めて痛感させられました。
物凄く格安で新たな気づきに目覚めることができてラッキーなホテルライフでした!
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