建築好きの名建築訪問、建築家・青木淳設計、ハイアットリージェンシー大阪のチャペル「エタニティ」
ハイアットリージェンシー大阪内のチャペル「エタニティ」、設計は青木淳氏、2006年に竣工しています。
時代が下ったことと、設計家の作風から構造は至ってシンプル、水盤に浮かんでいるような視覚的効果があります。
コロナウイルス感染症の影響で開店休業状態、内は見れなかった代わりに外からはたっぷり観察させてもらいました。
このチャペルの最大の特徴は建物裏側のガラス張りの壁面内に床から天井までびっしり組み合わされた無数のリングによる視覚的効果でしょう。
床面内には等間隔でアッパーのバリードライトが埋め込まれているので、夜これで照らし上げると絵もいわれぬ光と闇のコントラストが再現されるはずです。
しかし残念なことに経費削減のためバリードライトは消灯したまま、夜になるとただの闇でした💦
夜の闇に浮かび上がる美しさは格別のはずです
ライトアップされたところを見れなかったのはつくづく残念です。
夜にライトアップしていればホテルのPRになるのですが、経費削減で真っ先に手をつけるのは使用頻度の低い施設の照明であることは、ハイアットリージェンシー大阪に限らずどこでもやっていることです。
長い目でみれば絶好のPRの機会を潰してデメリットになっていると思うのですが!
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