建築好きの名建築訪問、出雲大社初訪問
先日の鳥取県皆生温泉一泊旅行、2日目は島根県に入って念願の出雲大社を参拝することができました。
少し距離のある道の駅に車を停め、そこから参道周辺のお店を見ながらぶらりぶらりと歩き、勢溜をくぐって長くて緩い勾配のついた参道を歩き、本殿まで向かう道程は見る物全てが新鮮で、時の流れや参道の勾配を忘れてしまう至福のひと時でした。
そして巨大なしめ縄のある拝殿に到着し、参拝して、御本殿を周囲からぐるりと眺めましたが、正直その質素で飾り気のない、厳かさに心を打たれました。
当初華美な装飾と極彩色を勝手に想像していたのですが、装飾は一切なく、色は板張りの木材と茅葺き屋根、石材だけというモノトーン色で予想を裏切る潔さでした。
そして高床式の木造建築は周囲に高層建築物が存在しないことと、立地条件及び緩やかな参道の勾配を巧みに利用することによって、天空に聳え立つ神域を連想させ、自分を含めた参拝者全てに畏敬の念を起こさせること間違いなしの見事さでした。
日本の原始信仰を想起させる畏敬の出雲大社
今回の出雲大社訪問で、自分のこれまでの神社仏閣に対する固定観念が覆されました。
日本の原始信仰とはこのようなものであったのかもしれないと、勝手な想像を膨らませながら畏敬の大社を後にしました。
装飾性を排したモノトーンな色合い、それでいて見る者に畏敬の念を起こさせる荘厳な出雲大社、とても素晴らしかったです。
おかげさまで至福のひとときを過ごすことができました、山陰の旅、素晴らしいです👍
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