プロが注目するスペイン・バレンシアNorte駅のレンゾ・ピアノがデザインした照明Lingotto
またスペインに話が戻りますが、バレンシアには大きな駅が2つあり、そのうちの1つが昔から使われているクラシックな内装がとても素敵なNorte駅です。今では専らバレンシア近県との交通に使われています。
この駅の建物と内装はアールヌーボー調でとても美しく、まるで美術館のようでとても見応えがあります。
アールヌーボー超の素敵な建築とモダンスタイルの照明Lingotto
そんなバレンシアNorte駅で偶然、レンゾ・ピアノがデザインした照明Lingottoを発見しました。
イタリアの巨大なコントラクト照明メーカーiGuzziniとレンゾ・ピアノがコラボしてイタリア・トリノ市の施設用にデザインした照明で、日本では一時ヤマギワが展開していましたが、ご存知の方は少ないと思います。
ヨーロッパでは長寿命・ハイパワー・高演色のセラミック発光管を使ってパブリックスペースで幅広く使われていましたが、LEDの普及でどんどん姿を消し、すっかり姿が見えなくなりましたが、久しぶりにその雄姿を拝めて感無量でした!
現在はLED化できず廃盤
長寿命のセラミック発光管なのでいまだ照明としての機能は維持していましたが、電球寿命が尽きたら替え電球が手に入らないので照明毎交換してしまうのでしょう。
メーカーのホームページを見ても代わりのものはありませんでした、とても残念です。
バレンシアNorte駅に行く機会があれば見てみてください、なかなか迫力ありますよ!
次回はレンゾ・ピアノがデザインしたもう一つの照明Le Perroquetを紹介します。
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